施設間連携で地域の医療を守る

院長 宮田 剛 

平成から令和に代わる節目の年となりました。先生方におかれましては岩手県立中央病院の運営に日頃よりご協力いただき感謝申し上げます。

今年度の診療案内が完成しましたのでお送りいたします。今年度は新たな初期研修医が19名、さらに今年度から新たに受け入れを開始した歯科研修医1名を合わせて20名が若い力として加わりましたので、益々元気に診療を行ってまいります。スタッフ数の減った診療科もありますが、風通しの良い、顔の見える連携関係を築いて対応していければと思いますので是非、本冊子をご活用くださいますようお願いいたします。

昨年度の当院の集計を振り返りますと、一般診療部門も微増傾向を示しておりますが、救急に関しては救急車台数が7000台を超えさらに増え続ける勢いが止まりません。軽症も多いのですが、昨今の高齢社会の進行と、さらにこの高齢者増加の内訳として独居世帯の割合の増加が、この救急搬送の増加要因と分析しています。

今年度から従来の総合診療科を見直し、糖尿病や内分泌疾患、また高血圧を専門とする糖尿病内分泌内科と、複合疾患を持つ高齢者などに対し総合的な対応をする部門としての新しい総合診療科を分けました。地域とのつながりをさらに強めながら対応をしていく必要のある対象者と考え、地域連携室もより積極的に関与する体制を構築していきます。

今年9月にはいよいよ岩手医科大学が矢巾町に移転します。盛岡市内の患者動向は大きく変化することが予想され、当院としても救急患者増加を予想して対策を立てていきます。

どのような局面にしろ、病院が単体で解決できる課題は益々少なくなり、様々な医療・介護機関が連携をしていかなければならない時代と痛感しています。社会の状況変化やニーズの変化にアンテナを高くして対応変化できる組織を目指していこうと考えておりますので、今年度もご協力のほどよろしくお願いいたします。

なにかお気づきの点がありましたらご遠慮なくご意見を頂戴したいと思っておりますのでご指導のほどよろしくお願いいたします。

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